40 2学期終業式

 今日は大阪地域は朝から風が強く、最高気温でも4℃予想という低気温状態で、雪や凍結に対する注意喚起が数日前から出ていました。和泉山脈周辺では積雪状態になっているところもあるようです。昨日の段階で生徒にもこの天候に対する注意を促し、教職員にも職員朝礼で私のほうから十分に留意するように伝えました。コロナ禍のこともあり、式自体は体育館ではなく、各HR教室で行いましたので、極端には寒くなかったと思いますが、多数の生徒は自転車で通っているので、通学時はとても寒かったと思います。校長室の窓の外にいる鳥たちも朝からずっと落ち着きません。終業式中も外では一時横なぐりに吹雪いていました。

 医療機関では、ふつうの風邪をひいても現在はすぐに診療してもらえないケースが増えていて、私も先日、のどの不調が続くのでかかりつけ医に行ったところ、他の患者さんはあまりいない感じだったのですが、念のためのPCR検査などがあり、受診まで1時間半以上かかりました。ましてや明日明後日は土日になりますから、生徒たちにはこの寒さのために体調をくずさないようにしてほしいと思います。

 さて、本日は2学期の終業式でした。校長講話の中では、この1年間の振り返りをしてほしいと生徒に伝えました。学習、行事、部活動、友人などとの人間関係、心のケアについてです。クリスマスも正月も「新生」の年中行事ですから、そのことにもふれながら、振り返り、反省すべき点は真摯に反省して、新たな気持ちで前向きに生きていくことの大切さについて話をしました。キリスト教ではイエスによる罪のあがないと復活新生がクローズアップされますが、日本の神社参りでは「みそぎ」と参拝によって、新たな時間が流れるという意味合いがあるようです。お賽銭(さいせん)も捧げものというよりは、元々は自分の中に滞っているものなどを神様に引きとっていただくためのものだったということです。

 ですから、神社参りを済ませた後は「新生」した自分になっているということなのでしょう。正月元日に自宅で祖先神である歳神(としがみ)様を迎えるというのも、パワーを与えてもらって新たな年を送るということでした。年玉は年魂だという説があります。餅(もち)にも聖なるものからのパワーの分与の意味があるようです。

 講話の後に伝達表彰があり、各部活の戦績表彰、教育長賞表彰など今回もたくさんの生徒が表彰されました。続いて諸連絡に入り、保健福祉部長からは健康管理への留意、生徒会生徒からは部活代表者への連絡など、最後に生活指導部長からは冬休みの過ごし方などについての話を行なっています。

 今年も本校関係者の方々には大変、お世話になりました。ありがとうございました。皆様、どうぞ良い年をお迎えください。

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