大阪880万人訓練がおこなわれました

本日、「大阪880万人訓練」が実施されました。

これは、大阪府下全域を対象とした世界でも類を見ない大規模な避難訓練で

東日本対震災が発生した翌年の平成24年9月5日から実施されています。

自治体・消防・警察・企業などの連携確認をはじめ、

府内全域に対して、緊急速報メールが発信されるというものです。

今回は「南海トラフ地震」を想定したものです。

ちょうど1時間目と2時間目の間の休み時間である9時30分頃、多くのスマホから緊急速報メール受信のメロディーが流れました。

本日朝、福井県では最大震度5弱の大きな地震がありましたが、地震列島と呼ばれる日本において、いつ何時大きな地震が起こるかは分かりません。

実際、本日想定した「南海トラフ地震」についても、向こう30年以内に70~80%の確率で起こるだろう言われています。

危機の「危」という字の字源は、厂(がけ)の上下にひざまずいた人を表しているそうです。怖くて動くことができず、じっとしている姿です。

つまり、「危ない時にはじっとして過ぎ去るのを待つ」というのが字源のようです。

しかし、地震のように今後起こることが予想されていることに対しては、じっとしているだけではなく、起こった時を想定し事前に準備することができます。

本日は本校において特別な訓練は行いませんでしたが、「備えあれば憂いなし」と言われるように、このような機会を通して自然災害に対する意識を髙めていくことはとても大切なことだと思います。

 9月18日(金)に実施する「防災避難訓練」もその一つとして、しっかりと実施できればと思います。