本日、1年生の「総合的な探究の時間」は、
カードゲームで、SDGsを考える内容でした。
SDGz(Sustainable Development Goals)とは、
2015年9月に開催された国連サミットで採択された、
「持続可能開発のための2030アジェンダ」の中に記載されている、
2030年までを目標とした17項目の具体的指針のことです。
つまり、「世界が一つとなり力を合わせ、国際的な視野での環境問題、
差別、貧困、人権問題といった数々の課題を解決していこう」という計画・目標です。
まず、6人ずつのグループに分かれ、それぞれが一つの国になります。
そして、国の代表を決定。
さらに、銀行役を一人決めます。
その後、残りの4人が順番にさいころを振りながら、
それぞれに配付されたカードに書いてある様々な事業をおこなっていきます。
各事業には「経済」「環境」「社会」にどう影響するかが決められており、
それぞれへの影響は、一長一短です。
例えば、
「経済を回そうとする事業を行えば環境に悪影響を及ぼしたり」
「社会を回そうとすればお金がかかり経済的に苦しくなったり」、
といった感じです。
生徒たちは、途中、ディスカッションタイムをとり、
国の課題や方向性を話し合いながら、
ゲームに取り組んでいました。
2030年といえば、およそ9年後。
そのころは、どんな世の中になっているのでしょう。
普段はあまり考えることのない国際社会のしくみが、
少し身近に感じられたのではないでしょうか。
生徒たちはとても楽しそうに取り組んでいました。