1・2年生の終業式を行いました。

本日、1・2年生の終業式を放送にて行いました。

いろいろなことがあった今年度も終わり、新たな学年へと進級することになります。

3年生となる75期生は、いよいよ進路実現に向け本格的に始動します。

2年生となる76期生は、様々な意味で来年度は学校の中心となり活躍する年となります。

短い春休みではありますが、新たな学年に向けた展望を描いて欲しいと思います。

今日の挨拶では以下のことを話した後、74期生の卒業式に向けていただいた先輩からのビデオメッセージを見てもらいました。

本校の先輩である、田中直紀さん、桐谷健太さんからのメッセージが、コロナ渦で大変な高校生活を送る1.2年生に、元気を与えてくれたのではないでしょうか。

トンネルには必ず出口があります。

来年度も、前を向いて進んでいけたらと思います。

以下、今日の挨拶で伝えた二つの事です。。

昨年度に続き、コロナによる影響を受けた1年でした。

特に、年末から始まった「第6波」と呼ばれる、感染拡大は想像以上で、

それまでは少なかった若い世代にも感染が広がりました。

1月に入り、高校生にも感染が一気に広がり、府立学校においても、

一時は、4割ほどにあたる50校を超える学校が

「学級閉鎖」や「学校閉鎖」になるという非常事態となりました。

現在、感染者は少しずつ減少傾向にあり、来週明けには「蔓延防止等特別措置」も解除されることとなりました。

しかし、以前として医療がひっ迫した状況が続いています。

このまま収束に向けて進むことを心から願うばかりです。

また現在、海外ではロシアによるウクライナへの軍事進攻が行われており、

各地で、戦闘が起こっています。

日本においても、毎日のように現地の被害状況が報じられていますが、爆撃により多くの施設が破壊され、小さい子どもたちを含めた多くの命が失われているようです。

戦争とは、「民族」、「宗教」などの違いや、領地の奪い合いなどを目的として起こる、争いの極めて原始的な「解決手段」に過ぎません。

インターネットにより、国や地域を超えたネットワークが構築され、国際レベルでの課題解決や、未来の社会づくりに取り組んでいる「グローバルな社会」において、いまだなお、「戦争」という、非生産的、そして、非人道的な解決手段が存在すること自体に、大きな違和感を覚えざるを得ません。

 人の命より大切なものはありません。人の命と引き換えにしてよいもの、などあるはずがありません。一刻も早く戦争が終結し、平和な日々が戻ることを心から祈るばかりです。