「朝学」が始まりました

本校の学びの特色の一つである「朝学」が今年度も始まりました。

8時20分から30分までの10分間、

「基礎学力の定着」や「基礎的な資質の向上」が目的です。

加えて、1時間目の授業が落ち着いて始められるという利点もあります。

また、今年度から朝学において「読解力」の向上に向けた新しい取り組みを始めました。

ベネッセという教育産業の「LITERAS」という教材を活用した、論理言語力育成です。

AIやネット検索により、知りたいことがすぐにわかる便利な社会になりました。

しかし、その一方、自分の言葉で物事を伝えたり、話の内容(流れ)を深く理解する力が落ちてきていると言われます。数年前「教科書が読めない子どもたち」という本が出版され話題になりました。

言葉を読み取る力が大切なのは、「国語」という教科だけではありません。

「地歴公民」も「理科」も「数学」も「英語」も、

問題の意味を読み解くことができなければ、解くことができません。

「言葉」は、私たちが生活する中で、人と繋がったり、自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを理解したりするためにとても大切な道具です。

継続は最大の力

たかが「1日10分」、でも積み重なれば大きな力

年間200日あるとして「2,000分」

3年間で「6,000分」

ぜひ、朝学を自分自身で有効活用し、力を伸ばしてください。