5月16日(金) 15:50~ 体育館にて
教員が、緊急事態に迅速かつ的確な対応ができるよう、熱中症の可能性が高まる前のこの時期に、心肺蘇生法の研修を行いました。
本日の研修は、これまでの「説明→手技体験」ではなく、「予測不能の緊急事態→対応演習→解説」といった方法で行われました。
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具体的には・・・、
1.教員全員が、くじを引く(他の人には見せない)
くじの紙には ①20秒後、熱中症で心肺停止で倒れる
②30秒後、倒れた人を見て気を失う
③40秒後、熱中症で嘔吐
④50秒後、熱中症で心肺停止で倒れる
⑤白紙
の5種類の指示が書いてある。
2.実技スタートの号令と同時にタイマーが動き始め、時間の経過とともに①~④のくじを引いた人が それぞれ書かれている内容を演じる。
3.白紙の紙を引いた人は、周囲の状況及び紙に書かれてある状態を見て、それぞれの状態に応じて心 肺蘇生等の対応を行う。
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本日は、上記を2回繰り返しました。このように、これまでの方法と違った形式をとることにより、より臨場感のある実践的な研修を行うことができました。また対応演習後も、これまで以上に真剣に解説を聞く姿が見られました。
講師の教諭の言うように学校における緊急事態だけでなく、「街で実際の現場に出くわすと傍観者になってしまいがち」である緊急事態に対しても、積極的に心肺蘇生等ができる心構えができたように思います。
保健部の先生方、工夫のある中身の濃い研修、本当にありがとうございました。