今年も飼育部ふぁーむ(2022年から枚方市穂谷の耕作放棄水田を地主さんからお借りし、生き物たちのために整備している場所)では、稲作を実施しています!
穂谷は昔から綺麗な「棚田」が多くある、稲作が盛んな地域です。しかし全国の例に漏れず、穂谷でも里山の高齢化が進み、放棄されたり水田から畑に切り替えたりと、里山の水田(湿地)環境は激減していっています。
6月、生き物たちのために水を入れっぱなしの「冬季湛水水田」に、今年もイネを植えました!
8月、毎月水路や畔をしっかり整備し、年々豊かになる土壌のおかげで、例年より立派に太く稲が育っています!
9月、イノシシに全て食べられてしまいました...
電気柵を張っていたのですが、賢いイノシシたちは隙間をどうやら知っていたようで...残念ながら今年の収穫量は0になってしまいました。
が、こんなことでめげる生物飼育部(と卒業生たち)ではありません!年々カエルが増え、イノシシやニホンノウサギが元気に暮らす環境は、豊かな里山の証です!
でもお米は収穫したいので、イノシシとの共存とお米の収穫の両立をみんなで考えて対策していこうと思います!