みんな不安

本日(20日)共通テストリサーチを返却しました。それを見て、進路指導室に相談に来る人が絶えません。

意外なのは、相談に来る人の半数は判定が比較的良い人です。「B判定でも受かる気がしません。」とか「A判定で、周りから『絶対受かるよね』と言われることがプレッシャーだ」という人も結構います。

逆に、判定が悪かった人のほうが、気持ちの整理をつけて「ここから巻き返します!」と力強く宣言していく人が多いです。

今、進路前のホワイトボードにこんなことを書いてみました。教室で明るく振舞っている人も進路室では涙ぐむことが多いです。保護者の方の話もよく出ます。「高いお金払って塾に行かせてくれたのに、こんな点数で申し訳ない」「〇〇大学に合格したら、親は喜んでくれると思う。」など、恐らく、直接保護者の方々には言わないのでしょうが、私たちにはこんな話もしてくれます。

進路指導部の会議でも、時々先生の中のどなたかがお菓子を持ってきてくれることがありますが、そういうときの会議って不思議と和やかです。食べ物の力は大きいと思うのは私だけでしょうか。受験生を甘いもので、ほっこりさせてあげてください。