1,2年生、医療系志望者にガイダンスを行いました

昨日(2月7日)、1,2年生の医学部医学科、歯学部、薬学部、獣医学部、難関大保健学科志望者に対して、ガイダンスを行いました。専門的な分野なので、河合塾から講師の先生お二人をお招きしました。特に、医学科でお話しいただいた近畿地区医学科進学情報センター長の山口先生は、全国の河合塾から医学科の出願相談があるほどだそうで、その方面のスペシャリストです。

山口先生のお話で非常に印象深かったのは、「一日の集中力」のお話でした。共通テストは一日で7時間30分の試験(待ち時間も含む)ですが、その間集中を切らさずにいいパフォーマンスを出すためには、普段からの訓練が必要である。今日のたった一時間のガイダンス中も、皆話は聞いているが集中が切れているように見受けられる生徒さんもおられた。その辺りが課題でしょうか、と講演の後の教員とのお話でおっしゃっていました。

また、医学科以外の学部学科のガイダンスは、天王寺校チーフの前田先生がお話しくださいました。

当初、この会場では歯薬獣医学部のみで考えていたのですが、阪大神大の保健学科(看護や臨床検査など)は同じぐらいの心構えが必要なので、ガイダンスに来ていただいてはどうですか?とご提案いただき、再募集をしました。その結果、希望者が倍近くになったので、その辺りの志望者が非常に多いことが改めてわかりました。そのことも踏まえ、前田先生はかなりピンポイントのお話もしてくださいました。例えば、阪大の臨床検査学科の卒業生は、病院で臨床検査技師として働くより、一般企業の研究職につく人のほうが多いそうで、知らなかった生徒が大半でした。

3年生になって「さあ、受験勉強だ」と思っても、勉強が軌道に乗るには時間がかかります。そういう意味で、今回は早めにガイダンスを行いました。参考になった生徒も多かったと思います。今、3年生は私立入試の真っ最中ですが、次はあなたたちです。