2年生、阪大に行ってきました。

5月25日に、2年生全員で大阪大学豊中キャンパスに見学に行かせていただきました。

この取り組みは、昨年から始まりましたが、昨年引率した教員から「あの話はよかったので、2年生の早い時期にやってもよいのでは」という声があり、今年は5月に行うことになりました。

豊中キャンパスは、最寄り駅が阪急宝塚線の「石橋阪大前」から緩やかな坂を上がって15分ぐらいのところです。河内長野在住の私で家から1時間45分ぐらいかかりました。あの辺りは「待兼山(マチカネヤマ)」と呼ばれ、阪大の1年生が受けるゼミも「マチカネゼミ」というそうです。

今年も理系は大学会館、文系はΣホールに分かれて、学生さんのお話を聞きました。

これは大学会館の中ですが、有形文化財に指定されているそうで、非常に趣のある重厚な建物でした。一方Σホールは近代的な建物で、設備も非常に充実しています。

理系4学部、文系5学部の学生さんがお一人20分ほどで、学部学科の内容や、大学生活についてお話くださいます。また、ご自分の受験を振り返ってアドバイスもしてくださいました。また、推薦入試で合格されている方が多く、推薦入試のことは私も知らなかったこともあり、非常に得るものが多かったです。

学生さんのお話の後は、図書館見学や基礎工学部の施設、理学部の研究室訪問に約70名の生徒が参加しました。校長先生のブログに基礎工学部のQIQBの様子が載っていますが、めったに見ることができないものらしく、またとない経験をさせていただきました。

これは図書館の様子です。通常、静かに本を閲覧する場であるのに、高校生を受け入れてくださり、感謝感謝です。

私は昨年も伺ったのですが、昨年と違うなあと感じたのは、留学生の多さです。アフターコロナを実感しました。学内のコンビニにはこんなものが売られていました。

全体会後は、自由に阪大の中を散策させていただきました。生野生も学食でお昼をいただいたり、学内を散歩し、大学の雰囲気を味わえたと思います。また、私たち教員も学食にお邪魔しましたが、その時に外国語学部に進学した卒業生が声をかけてくれ、懐かしい再会も果たせました。

この取り組みは、大阪大学の高大連携部門の方々のご尽力で成り立っています。昨年も今年も非常に丁寧にご対応頂きました。ありがとうございます。生徒たちにとっても、学習のモチベーションが上がった一日だったと思います。