1,2年生向け医療系説明会を行いました

 本日(5日)放課後、1,2年生の医療系進学希望者を対象とした説明会を行いました。講師は昨年に引き続き、医学科を河合塾医学科進学情報センター長の山口先生、薬獣看護などその他の分野を河合塾天王寺校医進コースの前田先生にお願いし、お忙しい中、快く来てくださいました。

 私は30分ずつ2つのコースを聞かせていただいたのですが、医療系以外の生徒にも聞いてほしい内容でした。やはり1,2年生対象なので、勉強方法についてのお話が多かったですが、自分もなるほど...と考えさせられたのがこのスライドです。

学習のスタート時間と終わる時間を守る、というのはよく聞く話ですが、「常に最大のスピードで計算する」は言われてみるとその通りです。数学ⅡBの共通テストは1問にかけられる時間が1分15秒だそうです。緊張した中で、早く計算しようと思えば、普段からトレーニングしておかないと無理です。授業では「ゆっくり考えてもいいよ」とつい言ってしまいますが、それでは甘いようですね。

また、具体的なお話もしてくださいました。他の職業に一旦就いた20代後半の方が、ある日「医者になりたいんです」と予備校に来られました。その方は文系の大学出身の方でしたが、なんと1年で国公立の医学部に合格したそうです。その方が1年間で勉強した量がこれだそうです。

医療系は進学した後も、大学受験より勉強しないといけないと言われている厳しい世界です。資格が欲しいから...と簡単に目指すものではありません。その覚悟を今日のお話から垣間見た気がしました。