2月に入り、関西の私立大学の入試が本格的に始まりました。さすがに進路指導室に来る3年生も減りましたが、この間私立を受けない生徒たちは面接練習や小論文対策、教科の質問などで、よく顔を出してくれます。
さて、1月の進路指導部の会議で、国公立推薦の話が話題に出ました。
国公立大学の推薦に対する関心は非常に高まっています。まだまだ、狭き門であることは変わりないのですが、探求やSSHの成果で戦える枠もあります。が、具体的に考えるのは、3年生になってからの生徒が多く、受験勉強と並行して推薦の準備をするのは非常に大変で、2年生のうちからしっかり考える必要があります。ということで、今年は2年生対象に説明会を実施することになりました。
この用紙を進路指導室前に置いたところ、申し込もうとしていたのは...なんと3年生でした!間もなく国公立推薦の合格発表が始まります。きっと3年生は気になっているのでしょう。2年生にとっては、まだまだ実感は薄いかもしれませんが、自分が使える推薦があるかもしれません。
毎年のことですが、周囲の友達が「推薦」と言い出してから、「推薦って何?...私も出してみようかな」というような、人の後を追いかけて出す人もいます。また「難しいのはわかっているけど、ワンチャンあるかなと思って...」という人もいます。が、受験指導をしていて「受験にワンチャンはない!」と自信を持って言えます。合格する人は、ち密に準備して、準備して...その結果合格するのです。人が出すから自分も...ではなく、今からしっかりと考えて3年生になってもらうための説明会です。
先週の木曜日に探求の発表会がありました。正直言って、今年のレベルの高さには驚きました。英語で発表する人たちはほとんどメモを見ずに発表していました。また、質問をする人も多く、その質問にもしっかりと答えられていました。探求を使って推薦入試を考えることが出来る人は今までより多いのではないかと思います。1年生もこれに続いてほしいものです。