先週金曜日から、前期中間考査が始まりました。進路指導部では、1,3年生は6月、2年生は8月に保護者向けの進路説明会を行っています。
まずは、7日(金)が3年生です。急に暑くなった日でしたが、210名もの保護者の方にご参加いただきました。
3年生に対しては、どうしても資料、説明も細かくなり、そして厳しい話もせざるを得ません。せっかくご都合をつけてご参加いただいていますので、単純な数字ではなく、その数字の裏にあるものをお話しするよう心掛けました。
後半は、進路指導部員でもある学年主任からのお話でした。主に進路HRを通して、どんな取り組みをしているかというお話でした。また、最後には遠足や体育祭の写真も投影し、堅い雰囲気が一気に和んでしました。
そして、週明けの月曜日は1年生の保護者が240名ご参加くださいました。ここ数年では最高の参加者数です。
例年進路主事からの話が50分ぐらいでしたが、ここ数年、進路部員のプレゼンテーション力アップのため、いろんな部員がお話させていただくことにしています。やはり保護者の前でパワーポイントも示しながらお話しするのは、何度やっても緊張します。1年では私の他に2名の若手進路部員がお話させていただきましたが、2人とも相当練習をしたそうです。前日にお風呂の中で必ずリハーサルする人もいます。出番前も舞台袖で、メモを見ながら練習していました。
私からは高校と中学の勉強の仕方の違い、学年進路からは文理選択についてと、学年の取り組みについてお話をさせていただきました。そして最後には学年主任からは、大学入学共通テストの問題を見ながら、文章を読み解いていく力の大切さの話がありました。共通テストの問題をかなり縮小し、1枚のプリントに16枚を並べたものを見ながらのお話でしたが、改めて80分でこれだけの文章を読まないといけないのか...と思い知らされました。
他校でも同じような説明会は実施されていますが、本校の自慢は予備校や教育産業の方のお話を入れずに、自前でやっているということです。進路指導部では、4月5月の2か月をかけて、昨年の進路結果をかなり細かい部分まで全員で分析しています。説明会にこられた方は「どの教員も同じことを言っているな」と思われたかもしれませんが、ネタ合わせをしたわけではありません。一緒に分析したから問題点の共有もでき、今年重点的に取り組むことも頭にあるので、結果的に同じことを話しているのだと思います。分析の中では、私一人では気が付かないこともたくさん出てきました。今年もチームで、生野生の希望進路実現に向けて頑張っていきたいと思います。