78期2年大学見学会で大阪大学に行ってきました

2024年5月31日(金)に大阪大学豊中キャンパスに大学見学に行きました。この進路行事は文系・理系選択生徒で会場分かれて、大阪大学の現役学生4~5名に話をしてもらい、自身の進路決定の材料を掴んでもらう2年の進路行事の中でも非常に重要な行事です。

前日が体育祭で生徒は疲れているかなと思っていましたが、学生の方に大学での学び、高校時代の勉強法、悩んだことなど様々な話をして頂き、みんな真剣に聴いていました。

私は理系会場で聞いていたのですが、5人が登壇して話をしてくれました。

1人目は生野高校の卒業生で、一般選抜ではなく総合型選抜で大阪大学に入学した方でしたが、実際の生野生を知っているので、部活と勉強の両立や受験期の悩みやどのようにそれを乗り切ったかを生徒目線で話をしてくれたことが印象的でした。あくまで一般選抜に主体をおくことが大切で推薦選抜は補助的なもので中心におかないということ、推薦選抜は準備にとても時間がかかり周りが勉強している中での準備などはとても焦ったとのことで早めに準備をするなど大切なことを色々伝えてくれました。

他の登壇者の方も様々な角度から話をしてくれましたが、感じたことはその講演のクオリティの高さです。さすが阪大生!と感じました。

 内容は多種多様でしたが、共通することも多かったです。

①受験に向けて早めに勉強を始める方が当然有利

②定期テストや学校の勉強がペースメーカーになるので、定期テストをやり込むことが大切

③独りで受験勉強は難しい、辛い時も友達と一緒だから乗り越えられる

④数学は文系でも理系でも受験においては大切

⑤周りに流されるのではなく、自分の頭でしっかり考える

の5点は皆さん口を揃えて言っておられました。

また勉強に関してではないですが、登壇者さんの1人が、冒頭に良い講演というのは話し手の技量だけで創るのではなく、話し手と聴き手が50:50で創っていくもので、聴き手も質問を考えたり、会場の雰囲気に意識を向けどうすればこの講演が良くなるかを真剣に考えて一緒に臨む当事者意識が必要であると話していたことが、学校の授業と同じだと感じる部分があり、とても印象的でした。

その後、希望者で大阪大学の図書館と量子情報・量子生命研究センターの施設見学に行かせてもらいました。量子情報・量子生命研究センターの施設見学は別途SSHのブログにもあるので、よろしければご覧ください。

この行事を通じて生徒も自身の進路決定に役立つ材料をたくさん掴むことができたと思います。

文系・理系それぞれ登壇して頂いた学生さん、大阪大学の関係者の皆様、本当にありがとうございました。

78期の皆さん進路実現のために、がんばっていきましょう!