大阪公立大学に授業を受けに行きました

 今年度、大阪公立大学の高大連携プログラムの一つとして、希望する本校生が探究の授業の一環で、毎週火曜日の放課後に大学の授業を受けに行っています。今年度は2年生13名が参加しています。

 大阪公立大学なかもずキャンパスで16:45からの授業なので、生徒たちは生野高校の授業が終わったら即大学へ移動します。キャンパス内を歩いていると、本校の卒業生が声をかけてくれました。「なんで生野の制服を着た高校生がいるのか、と思っていましたが、そういうことだったんですね」と言っていました。「大学は楽しいです」と笑顔で話してくれました。こういう時は進路指導をしていて本当によかった、と思います。

 授業は現代システム学域の先生による「医療情報を扱う者の倫理」という内容のものでした。生野生と公立大の学生さんがほぼ半々の割合でした。先生のお話の中で、なぜ大阪公立大には〇〇学部と〇〇学域(今は現代システム学域のみ)があるのか、学域は学部とどう違うのか、というお話もあり、「なるほど!」改めて知ることができました。また個人的には、先生が生徒の間に入って講義されたり、「どう思う?」と発問されるのが参考になりました。自分は殆ど教壇の上に立って授業をしていますが、生徒の机間を歩きながら話すほうが、聞く人は話がすっと入ってきます。逆の立場にならないとわからないことはたくさんありますね。

 講義は6時過ぎに終わりましたが、あっという間の時間でした。大学生に混じって高校生がキャンパスを歩く姿もいいものですね。