2週連続で、1年生進路集会を行いました!

 先週の木曜日に、1年生が進路集会を行いました。先週は、外部の方をお呼びしての講演会でしたが、今回は学年の進路部員2名からの話でした。手前味噌ですが、ここ数年、進路部員のプレゼンテーションの力が非常に上がってきているように思います。今日の集会も、非常にうまくまとまった話でした。

 まず一つ目のテーマは、高校に入って、いよいよクラブ活動も本格的になり、勉強との両立をどう考えるかでした。

 クラブ活動をしっかりやった生徒の受験前の伸びはすばらしい、というのは毎年聞く話です。が、その生徒たちに詳しく話を聞いたところ、「1,2年生の時も隙間で勉強していました」「テスト勉強だけはしっかりやっていました」と言います。つまり、3年生になってゼロからのスタートではない、ということです。そのために生野ベーシック、プチベーシックがあり、それらを上手に使って基礎学力をつけた受験生になってほしいと思います。

 2つ目のテーマも、学習時間に関することです。

本校では、昨年から日々の学習時間を記録させる取り組みをしています。1,2年生ではその取り組みを「I plus 1」と名付け、生徒たちは「アイプラ」と呼んでいます。何でも略称で呼ばれるようになるとそれが浸透しているということだと言われますが、生徒たちの中でもこれは当たり前のことになっているように思います。ただ、アイプラの結果を見ると、休日の学習時間が少ない生徒が多いです。今年からは、土曜学習日を年間10回設け、その日の午前中は部活動はなしで、家か学校でしっかり学習しましょう、という取り組みも始めました。18日(土)に第1回がありました。クラブ単位で学習している部活もありました。学年が混じっているほうが集中して出来ているという、顧問の先生からのお話もあります。勉強と部活動の両立は自然と出来るものではなく、本人の意識が大切です。

 1年生は約2週間後から、高校に入って初めての定期考査があります。中学との違いを嫌でも感じると思います。科目数も多い、範囲も広いので、付け焼刃では対応できません。平素の学習習慣がものを言います。