生野生の集中力

 昨日一昨日は、書道部の合宿の引率で京都の笠置に行ってきました。大阪とは5℃ぐらい気温が違うそうで、エアコンの効いた室内より、外の風のほうが涼しいくらいでした。

 書道部の合宿について行くのは初めてで、行く前は正直「学校で作品を書くのと、どう違うんだろう」と思っていましたが、行って初めて合宿の意味がわかりました。レクレーションは全くなく、食事の時間以外は書くことに没頭。合宿あるあるの夜の花火...はとんでもなく、11時頃まで作品と向き合う生徒たちでした。

 指導されている書道のM先生は「生野生は妥協しない。他の学校の生徒なら数枚書いて、"これでいいか"で終わるとこをを、生野生は自分が納得するまで何枚でも書く。」とおっしゃっていました。大きい書なら、姿勢も中腰、筆も重い...相当疲れるでしょうが、何時間も書き続ける、生徒のものすごい集中力に驚きました。

 暑い中、運動部も文化部も頑張っています。部活動で培った集中力と、やり切った達成感で、部活動を引退した3年生は、受験も頑張れるのだなあと思いました。