1年生保健の授業

 本日2限目に1年3組の保健の授業を見学に行きました。

 ペアでテーマを決めての発表で、5~7分でプレゼンテーションを行い、その後質疑応答を3~5分の合計10分間で行われました。

 1番目のペアは「アルコール依存症」2番目は「飲酒への対策」

 3番目は「薬物乱用と健康への影響、薬物乱用開始の要因と社会問題」最後は「薬物乱用の防止と対策」でした。

 それぞれの発表が終わると、質疑応答タイムで、次々に質問の手があがりました。

 「なぜ女性の方がアルコール依存症になりやすいのか?」

 「なぜ国によって飲酒ができる最低年齢がちがうのか?」

 「麻薬には色々な種類があるが、どれが一番安いのか?」

 「麻薬犬は麻薬中毒にならないのか?」etc.

 ペアの生徒が答えられない時は、担当の岡本先生がヒントを与えたり、補足したり、さらに、「アルコールの適量の調べ方」や「国によって飲酒開始許可年齢がちがうのは、文化のちがいだけでなく、アルコール分解酵素のちがいがある。」、「薬物乱用は、一回の使用でも乱用。」など様々なことを話されていました。

 発表を聴いている生徒たちは、ただぼっと聞いているのではなくて、発表記録用紙に評価を記録していました。授業の最後に回収して、次の授業の時に発表者にフィードバックされるようです。

 自分たちで調べ、それをみんなの前で伝え、そして質問に答えるために頭を回転させ、自分の言葉で説明する、人の発表を聞いて評価し、知識を蓄える・・・様々な活動が詰まった一時間でした。

 最後に、「しっかり前を見て、みんなを納得させるようなプレゼンテーションができるように。」とコメントがありました。一年間の教科の授業や総合的な探究の時間などで発表の機会が多くあると思いますが、自分で作った原稿やパワポやスマホの画面を見るのではなく、少しずつみんなの方を見て堂々と話ができるようになってほしいなと思います。