3月11日:東日本大震災から10年

 もう10年・・・いや、まだ10年・・・人それぞれに思いがあると思います。あの日、勤務していた学校で、進級判定会議が始まる前で、先生方が会議室に集まってきているところでした。私はもう席についていたのですが、急に横に大きく揺れているような、めまいがしているような、不思議な感覚が襲ってきて、しばらくして、「地震?」と皆が口々に言っていて、「結構長く揺れたね。」などと話していました。でもすぐ、会議が始まったので忘れてしまいました。ところが、です。会議が終わって先に職員室に戻った先生が、テレビをつけて、大変や!となりました。今まで見たことのない光景がテレビには映し出されていました。先日、大きな揺れがあり、東日本大震災の余震ということを聞き、このブログにも書きましたが、阪神淡路大震災も、熊本地震も、記憶から消えることはありません。この国に住んでいる限り、いつ地震に襲われるかわからないと、そういう思いが、子どもの頃に比べると、だんだんに強くなってきている気がします。

 今朝は、選抜業務に入る前に、全員で黙とうをしました。