明日から7月!

 あっという間に6月が終わります。生徒の皆さんは、期末考査を前に、着実に勉強を重ねている人、焦りまくっている人、と様々ではないでしょうか。私はというと、ギブスがとれて2週間がたとうとしていますが、思うように歩けず、浮腫はいっこうに改善せず、校長室の床のほんのわずかのゆがみにつまずき足をひねり、「痛っ!」とひとりで叫び、少し動くとどーんと疲れ、思うように動けず、シンプルなことでは、今まで授業見学に行ってもずっと立って見るのが生徒の皆さんの様子もよく見えるので、自分のスタイルだったのですが、5分ももたず、今日も美術の授業を見に行ったのですが、すぐに座ってしまいました。情けないやら、悔しいやら・・・の日々です。なんて、泣き言を言える立場ではなく、6月が終わってしまうのが本当に悔しいです。今日の帰りは、JRが尼崎の先で走行中に異常があったとかでその点検のために、東淀川駅で停車してしまいました。リハビリの予約時間に間に合わない!と焦っていたので、車内放送の「600メートル先に東三国駅がありますので、お急ぎの方はお乗り換えください。」に、600メートルくらいならいける!と歩き出したものの、同じように駅に急ぐ人たちにはどんどん置いて行かれて、たった600メートルにこんなに時間がかかるのか!と改めて認識しました。おまけに、東三国駅にやっとたどり着き、階段をなんとかあがって改札にたどりつくと、「JRが勝手に言ってるだけで、連絡が来てないから、改札は通すことはできません!」という駅員さんの冷たい言葉。「はあ!」ってなりながらも急いでいたので、お金を払って改札を通りましたが、ものの言いようというものがあるだろう!と一瞬腹が立った後、「まあ、駅員さんも職務をはたしているだけだよね。でも、同じことを伝えるにももっと違う言い方をしたら、もう少しぎすぎすしないだろうな。」と思い、自分も気を付けよう・・・と思いました。(なんか、日々反省ですね。)

 同じことを相手に伝えるにも、伝え方によって相手の受け取りもちがってきます。スムーズにお互いの理解が進むこともあれば、すれ違ってしまうことも。学校という場では、先生と生徒、生徒同士、先生同士、先生と事務や技師さんたち、管理職と教職員。と様々な立場の人間の集まりですね。そんな中で、コミュニケーションをいかにうまくできるかが、大切なことだとは、誰もが思っていることだと思うのですが、今日の焦っている時の駅員さんの対応を聞いた後に思ったことで、改めて、春日丘高校というひとつの空間の中で、少しでもスムーズにコミュニケーションがとれるようにしていくことが肝心だなと思いました。誰だって、少しでもストレスなく日々過ごしたいですものね。

 うまく相手に自分の思っていることが伝わらない時は、言い方を変えたりして、あきらめずアプローチする心の余裕を持ちたいですね。教職員の皆さんも、生徒の皆さんも、めんどくさいと思ったり、あきらめたりせずに、人とつながっていくことを続けていく、そんな春日丘高校でありたいと思います。