2年生進路講演会

本日4限目、体育館で2年生進路講演会が行われました。立命館大学の熊谷秀行氏に講師をお願いし、「誤解のない学部選択に向けて」と言うタイトルでお話しいただきました。

進路部長の先生から、とてもいいお話をしていただけると聞いていたので、楽しみにしていました。そして、講演後の感想は、「まさに今、春高生に伝えてもらいたいこと!」と思いました。そしてそれは、授業やHRや部活動や色々な場面で先生方が発信されていることでもあり、私も発信する機会があるごとに色々な伝え方をしてきたことでもあります。

 そして、今日の講演では、大学生の実態も踏まえ、より生徒の皆さんに近いところで、わかりやすく伝わったのではないかと思います。

 『不安と対峙しながら、自分で迷い、決断し、実行するということは、高校、大学、社会とずっと続いていく。」という言葉がありました。まさに、それが生きていくということであり、主体的に自分の一度きりの人生を生きるということなのではないでしょうか。人の言いなりになったり、人のせいにしたり、自分にとって大切なものに真正面から向き合えない人生は、つまらないと思います。

 もちろん、何もかも「ひとりで」負うということとはちがいます。人とのつながりの中で、自分を活かし、幸せを求めていけばいいのではないでしょうか。

 高校生の皆さんは、なかなか自信が持てなかったり、失敗を恐れる気持ちが強かったり、ほどほどが安心という風になってしまうところもあるかもしれません。でも自分だけではありません。特に今のような一歩先が見えない世界では、誰だって確信なんて持てません。だから、あきらめない勇気が必要なのです。少しの勇気と、少しの粘り強さ、そして心を開いてひとりではないと思うこと、そこから生まれるものを確かめてください。