Google Meetでオンライン打ち合わせ💻

 オンライン授業と言っても、様々な形態があります。同時双方向のものから、授業を流し続けるもの、クラスルームを使って、教師と生徒間でやりとりをするもの・・・多種多様です。そんな中でも同時双方向というのは、なかなかハードルが高いように思います。私などZOOMでの研修に参加しても昨年度は、一方的に聞いているだけで、参加することができなかったり、最初なんか、音声が聴こえなかったり、散々でした。それでも今は、普通に会話ができるようになっています。そうです、とにかく、チャレンジすることが大切なのだと思います。やらないで、ああでもない、こうでもないと言うより、やってみて取捨選択したり、その時その時の最適解を求めればいい・・・それだけだと思うのですが、今のこの状況、そう簡単に行動できる時間やエネルギーがたっぷりあるかというと、そんな状況ではないというのも事実です。

 そんな中、今、ICT活用PTの先生方を中心に、オンライン授業やchromebookの活用のための研修を計画してもらっています。私のように、やってみょう!とチャレンジしても必ず初回はつまずき、マニュアル通りの画面が出てこないというような経験をしていると、なかなか「自分でもやれる!」とは思えないので、最初の第一歩を踏み出しやすくするために、実際に実践している先生が、デモンストレーションをして、先生方も体験してみるという研修が計画されています。今日はその研修のひとつの素材になる授業形態を4限目の2年生の情報の時間にチャレンジしますと連絡をもらって、LL教室に見学に行きました。

 3人グループで、新聞のニュースからテーマを選んで、それぞれの意見を併せて発表するということに取り組んでいるうちの一時間だそうなのですが、グループの一員が欠席ということで、グーグルミートで欠席している生徒とつないで、グループの打ち合わせを行うということにチャレンジ!でした。

 興味津々で様子を見ていました。最初こそ、音声が聴こえないとか、とまどっていたのですが、すぐに3人での会話が始まりました。手元の資料を共有するのに、スマホで撮ってLINEで送たりとサクサクと進んで行きます。二人とも初めてとは思えませんでした。さすが、デジタルネイティブ!

 この授業の前には、クラスの担任の先生が、自分の教科の準備室からミートで欠席の生徒と会話をしたということも聞きました。相手の顔が見えるというのは、やっぱりちがいますよね。

 英語科でも1学期にグループワークを欠席者も参加してやってみたそうです。少しずつ、そしてじわじわと広がっていき、できることが増えて行けばいいと思います。