春高生の学びの秋!

 まだ日中は少し暑かったですが、今週は天気予報で、「土曜日の雨を境に季節が一足飛びで進みます。」と毎日聞いていたので、秋を意識するようになりました。通勤電車の車窓の風景や、駅から学校までの短い距離を歩きながら、空や樹木を眺めていました。

 夕方学校の玄関を出ると、思ったほど気温は下がっていませんでしたが、上を見ると秋の夜空でした。こんな風に落ち着いて空を眺めたのも久しぶりの気がしました。

 ウィステリアホールには暗闇の中、煌々と灯りが。3年生が小論文講座の3回目に参加していました、いよいよ受験シーズンが本格的にスタートしますからね。中間考査が終わったからと言ってほっとする間もない3年生だと思います。本当に、体調管理に十分注意して、自分を信じて、前に進んでください!

 今日の4限目は、2年生男子の体育の授業を見学しました。「身体づくり」という単元で、縄跳びとバランスボールに取り組んでいました。こういう授業はともすれば、だらだらしたり、運動量が少なくなる可能性もあるのですが、担当の先生の簡潔で的確な指示のもと、生徒の皆さんのモチベーションの高さがうかがえる時間でした。バランスボールって案外難しいんですよね。

 明日土曜日は、3年生は学校で模試を受検します。また、久しぶりの「サタゼミ」もあり、1・2年生の希望者の皆さんが参加します。なんの宣言も出ていない今を大切にしたいですね。

 授業だけでなく、教科だけでなく、様々に学びの機会があります。そこで何かを学び、自分の力にすることで、自分の未来を自分で拓くためのエネルギーになります。貪欲に挑戦してください。

 小論文講座に参加している3年生の様子を見て、家路につきながら、こんなことを考えていました。でも、やっと座れた電車の中でうとうとしてしまい、降車駅に着いてハッと気が付き、「アッ、降りなきゃ」と思いながら体は動かず、次の駅まで行って戻ってきました。こんなこと3年ぶりくらいだなあと思いながら、大変だったその時のことを思い出しつつ、でも今日はその時とちがって、いいことがあったから、少しほっとしていたんだなあと思いました。とにかく、私も学びの秋!です。頑張れ!自分!って感じだなあと、自転車をこいて家路につきました。