朝の自習室

 考査3日目の朝です。学校に着いて出勤のスリットをする前に、自習室をのぞいてみると、たくさんの生徒が机に向かっていました。しんとして、とてもいい緊張感を感じました。朝早く起きて、学習をする習慣がついている人は、この習慣を崩さずに続けてください。普段の時なら授業、今は考査が始まる時には、頭がしっかり回転する準備が整っているのは、とてもいいことだと思います。邪魔にならないよう、入り口から一部しか見えませんが、写真を撮ったので掲載します。

 3日目の時間割を見ると、2年生の「物理基礎」「世界史B」というのが苦手な人にはなかなかハードかもしれませんね。でも、今の学習指導要領では、理科は、基礎がつく科目を3科目学習しなければならないと決まっています。また、歴史でいうと「日本史」は選択できますが、なぜか「世界史」は必修、つまり全員が必ず学習しないといけないことになっています。不思議ですね。長い目で見ると、自分にとって興味があるものだけ、受験に必要なものだけにできるだけ絞って学ぶよりは、苦手な科目も学習する機会がある方が、様々な知識に触れることができたり、色々な考え方や課題へのアプローチの仕方が身についたりして、自分の能力を伸ばしたり、大げさに言うと人生をより楽しむことにつながると思います。でもまあ、考査を目の前にすると、そんな風にはなかなか思えないというのもわかります。(「なんで物理なんか、やらなあかんの?」って高校生の私は思ってましたから。)

 とにかく!まずは目の前の考査に、全力で向かってください!

  がんばれ!!春高生!!