すでに報道されていますように、本日より臨時休業の基準等について変更がありました。明日プリントを配布して詳細をお伝えしますが、以下のような変更があります。
①直近3日間の陽性者と濃厚接触者がクラス定員の15%=6人以上の場合、原則3日間の学級閉鎖
②複数の学級が閉鎖するなど、学年に感染が拡がっている可能性が高い場合、原則3日間の学年閉鎖
③学校内に感染が拡がっている可能性が高い場合、原則3日間の学校閉鎖
これまでは、罹患者が判明し、疫学調査(濃厚接触者の有無の調査)が必要かどうか保健所によって確認されるまでは、いったん学校閉鎖となっていました。この場合、濃厚接触者の可能性がないことが明らかな場合も、保健所と連絡がつくまでは、学校閉鎖をしなければなりませんでした。それは、保健所の業務がひっ迫していることによるものです。大阪府では、現在の状況を考慮し、保健所の判断を待つのではなく、教育庁と協議の上、上記のような場合は、臨時休業とすることになりました。
これまでも罹患者が判明しても、濃厚接触者がいないことが保健所により早くに確認された場合は、臨時休業に入る必要がないことがありましたが、今回の変更によって、臨時休業にならない可能性が高くなりました。そのことについて、不安に思う人もいると思います。濃厚接触者に特定されなかった場合に、「本当に大丈夫なのだろうか?」と不安に思う時は、遠慮なく質問してください。基本的には、「マスクなしで、1m以内、15分以上の会話等」がある場合に、濃厚接触者に特定されます。それから、発熱はなくても、喉の痛みなどの風邪症状などがある場合は、絶対に無理をしないようにしてください。
大阪の感染者数は、1万人を超える勢いです。医療のひっ迫も心配です。何度も繰り返し言われていることですが、だからこそ、感染症対策の基本を徹底していきましょう。「これくらいいいだろう」というちょっとした油断で、自分も、周囲の人も、しんどい思いをすることになってしまうということは、私たちはもう十分にわかっているはずです。どれだけ注意していても感染してしまう可能性もあります。そういう状況だからこそ、今まで以上に、防げるところはみんなで徹底して防ぎましょう。