ゼレンスキー大統領、日本の国会で演説が実現か!?

 ウクライナのゼレンスキー大統領が、アメリカの議会で支援を求める演説をしたという報道が少し前にありました。今回のロシアの暴挙を真珠湾攻撃にたとえたということで、日本でも賛否両論があるという記事も読みました。色々な意見がある中で、「自国の危機に、他国に支援を求める大統領が、相手国に支援しようと思わせるために効果的な方法を考えて伝えている。」という意見がありました。なるほどな、と思いました。命に関わる危機を前にして、一人でも多くの国民を救おうと思う大統領が、自国のためになると思う手段をとることを他の誰が非難することができるだろう、と私は感じました。

 そのゼレンスキー大統領が、日本の国会でも演説をしたいと申し入れたというニュースを今朝知りました。その記事では、日本政府は、明快な回答を色々な理由をつけてしていない、というようなことが書かれていました。慌ただしい時間の中で読んだ記事でしたので、「なんか、日本らしいな。」と思い実現しないのかな、と思っていたのですが、先ほどニュース速報で、23日18時に実現する方向で調整が進んでいると出ていました。彼が何を、どんな風に語るのか、注目したいと思います。

 今日、終業式で、ウクライナ侵攻に関する様々なことを「ジブンゴト」として考えるべきだというような話をしましたが、自分には何ができるだろうかと考え、自分一人ではなく、周りの人たちと一緒に話をすること、何か行動を起こすことも大事なのだと思っています。それは、直接的な行動でなくてもいいのです。今、自分に何ができるのか、どんなことが必要なのかを自分の周りの家族や友人と話をすること、そういうことから始めてみませんか?それが、Agencyを発揮することにつながっていくと思います。私は、終業式の式辞や、このブログで春高生の皆さんに語りかけることが自分にできることのひとつだと思っています。