２月４日（土）、大阪大学コンベンションセンターで、ＧＬＨＳ（グローバルリーダースハイスクール）１０校の合同発表会が開催され、本校からは国語班が出場しました。
国語班のテーマは「三丘図書～理想の教科書を求めて～」。学習指導要領の変遷と小学４年生国語科の教科書の変化を調査し、自分たちが考える理想の教科書を考案するというもので、昭和４６年から令和２年までという長期間の教科書に掲載された作品数や文字数を調べ上げて分析するというスケールの大きな研究でした。教科書を出版している会社や大阪府教育センター、さらには実際に当該の教科書を使って授業をしている小学校の先生にインタビューするなど多様な手法で挑んだ探究活動でした。
まずは英語で研究概要を説明し、続いて堂々とした発表が行われました。班の生徒たちはこの発表に至るまでに相当の時間を掛けメンバー全員で意見を出し合って準備してきました。マルティプルインテリジェンスの考え方でグルーピングした三国丘高校の生徒たちですから、準備段階から得意分野を活かすシェアードリーダーシップが発揮され、その成果がこの発表だったのだと思っています。素晴らしい研究発表をみせてもらい、とても誇らしい気持ちになりました。この日まで生徒に寄り添って指導してくれた本校の先生方や助言をしてくれた多くの関係者の皆様に心から感謝したいと思います。
