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台湾 復旦中高校が来校 コロナ後初めて海外との学校交流実施!

2月2日(木)、台湾の復旦(Fudan)中高校の高校生37名が来校し、本校生と交流しました。

この事業は大阪観光局の紹介によるもので、当日は同局からコーディネーターや通訳もお越しいただき、半日間のプログラムで交流活動が行われました。英語の授業を一緒に受けたり、復旦中高の生徒のプレゼンテーションを観たりと賑やかな時間が過ぎ、その後、本校の生徒が復旦の生徒数名を案内して校内を巡りました。柔道、剣道、なぎなた、茶道、書道など日本の文化を背景とした部活動をはじめ、バスケットボールやハンドボール、陸上競技や野球などの運動部活動を見学した後、化学実験室で理化部が企画した実験を観てもらいました。解説は勿論オールイングリッシュです。化学の専門用語を英語でわかりやすく説明するにはどうすれば良いのか、時間を掛けて知恵を絞ってくれたようです。激しい化学反応が起こった瞬間には大きな拍手が沸き起こっていました。染色した葉脈を使った栞を作り、お土産に渡したところ、とても喜ばれたそうです。交流の仕上げは多目的ホールでの吹奏楽コンサートです。台湾でも有名な名探偵コナンのテーマ曲から始まり、高校生世代にぴったりのメドレーなど飽きさせない選曲と演奏、マーチンバンド並みの振り付けに復旦のみなさんの視線は釘付けでした。復旦中高の引率の先生はたまたま音楽の先生だったのですが、途中から席を立って熱心にご自身のスマホで動画撮影をされていたのがとても印象的でした。

この日の交流をきっかけにLINEの交換をした生徒もいたようですし、これからも続く友好の最初の一歩になったのではないかと思っています。最後は、校門前に三丘生が並んでアーチを作り、台湾から来てくれた新しい友人たちを見送りました。

コロナ禍で、まだまだ制限の多い日々ですが、感染予防対策を徹底すればできることも多くなってきました。その一つが国際交流活動だと思っています。三国丘高校では2月末から4月当初にかけてNASA研修(SSH事業)とオーストラリア語学研修という2つの海外研修を実施する予定であり、いよいよ海外での活動が始まろうとしています。併せて、今回のように海外の高校生を迎える学校交流もどんどん復活させていこうと思っています。

三国丘高校では、新入生にアンケート調査をすると、受験した理由として「国際交流活動」を挙げる生徒が常に一定数存在します。このことは、国際交流が本校の魅力の一つとして認識されていることの証だと考えます。これからも三国丘高校が三国丘高校らしくあるために、国際交流活動を充実させていきたいと思っています。この記事が、三国丘高校に興味を持ってくれている中学生の参考になれば嬉しいです。