【続報】オーストラリア研修スナップ集(その4)

オーストラリア研修もいよいよ終盤です。写真がたくさん届いていますのでご覧ください。プレゼンテーションやクリケット体験など充実したプログラムが展開されています。いつものように、引率の先生からのメールも読んでください。

〈3月29日〉

本日の活動もすべて終了しました。昼頃には雨もあがりました。午前中は発音と明日のプレゼン準備、午後はUSQの大学生との交流でした。6名の学生が来て、10分ずつ各テーブルをまわり、いろんな話をしました。放課後には1年生の男子数名が残ってクリケット(もどき)をエリザベス先生と楽しんでいました。

明日はUSQでの最終日、プレゼン、お別れパーティーなどを予定しております。お別れパーティーではホストファミリーも参加し、日本から用意した出し物を披露する予定です。少し疲れが見える生徒もいますが、基本的にみんな元気に頑張っています。

あるホストファーザーに三国丘の生徒はどうですが、と聞いたら「とても尊敬の念にあふれていて、お手伝いもたくさんしてくれて、本当に来てくれて嬉しい」とおっしゃっていました。明日から帰国の準備を少しずつ進めてまいりますが、ここから改めて帰国まで気を引き締めていこう、と付添教員で話しております。

〈3月30日〉

今日はUSQでの最後の日、午前中オーストラリアについてのプレゼンテーションをおこない、午後は12年生全員でホストファミリーへの感謝の手紙を書いたり、ゲームをして楽しみました。プレゼンを見ていて、1年生も2年生も少しですがオーストラリア訛りの英語を話すのでびっくりしました。たくさんホストファミリーと話をしているんだな、とわかり嬉しくなりました。

実は、私はアメリカ英語に慣れているのですが、オーストラリア訛りには大変苦労しまして、特にお年寄りの話される英語はかなり母音が変化していて意思疎通が難しかったです。生徒たちみんな、毎日こんな訛りの強い英語を必死に聞き取って頑張っているのかと思うと頭が下がる思いでした。

17時からはたくさんのホストファミリーとともにお別れパーティーをしました。修了式で1人ずつ修了証をもらい、記念撮影をしたあと、女子は可愛い踊り(アニメ?か何かのダンス)をいくつか披露し、男子はソーラン節を踊って拍手喝さいを浴びていました。書道道具を持参した生徒たちはホストファミリーの名前をカタカナで書いてあげて喜ばれていました。

お別れパーティーでたくさんのホストファミリーと話をしましたが、皆さん異口同音に、「宿題も進んでやるし、きちんとしているし、本当にすばらしい」「可愛くて仕方ない」「また来年絶対生徒を連れてきて」「前にうちに来た子とはちょっとトラブルがあったりしたけど、今回は本当に素敵な子でとても楽しかった」とおっしゃっていました。

僭越ではございますが、保護者の皆様の、ご家庭での躾の賜物以外の何物でもないと思いました。中にはホームシックになった生徒もいたようですが、みんなきっといい顔つきで日本に帰るのではないかと思っております。