三国丘高校の芸術鑑賞は年毎に「演劇」「音楽」「古典芸能」をローテーションで鑑賞することになっています。今日行われた今年度の芸術鑑賞は「古典芸能」のジャンルから「狂言」を鑑賞しました。演じていただいたのは、大蔵流狂言師十四世当主 茂山千五郎氏率いる茂山千五郎家の皆様です。茂山千五郎さんは、2005年に文化庁芸術祭新人賞を受賞された著名な狂言師でいらっしゃいます。
なかなか馴染みのない狂言ですが、演目の前に解説があり、知識とともに観るための心の準備も整えてくれました。私が印象に残っているのは「能がミュージカルなら狂言は喜劇」という言葉です。一気に親しみが湧き、楽しむ気持ちが高まりました。
披露していただいた3つの演目はどれもわかりやすく、滑稽な動作や声で生徒たちの笑い声が終始響いていました。終了後に楽屋に行かせてもらいご挨拶をしたところ写真撮影にも応じていただき、気さくなお人柄に感銘を受けました。演技途中の写真撮影はできませんでしたので、会場の写真は開演前のフェニーチェ大ホールです。
