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オーストラリア カンタベリーカレッジの中高生43名が来校! 6時間の"おもてなし"で意気投合!

昨日(6月22日)、オーストラリアの中高生43人が三国丘高校に来てくれました。海外の学校との交流事業です。来校してくれたのは南クイーンズランド州にあるカンタベリーカレッジの生徒のみなさんです。日本の学年で言うと中学3年生と高校1年生にあたる年齢ですが、玄関にお迎えに行ってびっくり!体のサイズが全然違います。中でも飛び抜けて大きかった生徒は身長2メートル超、男子バスケットボールクラブで頑張っているそうです。

視聴覚教室に入ってもらい、まず最初に経験してもらったのは英語の授業です。2年生の2クラス80人の三丘生と一緒に「Debate&Discussion」(本校の学校設定科目)を体験してもらいました。この授業では臆せず英語を話すことを大事にしています。三丘生もカンタベリー生もグループに分かれてのディベートやディスカッションを楽しんでいました。

お昼ごはんは両校の生徒が視聴覚室でお弁当を広げて歓談しながらの楽しい時間です。カンタベリー校では英語の他にスペイン語やフランス語、中国語や日本語を選択して学習できるらしく、今回来校してくれた生徒の中にもいろんな言語に興味のある生徒がいたようです。英語と日本語の枠を超えた交流もあったのではないでしょうか。

午後は、同じく視聴覚教室で1年生の総合英語の授業をみんなで受けた後、2年生の1クラス40人の生徒が案内役になって堺市庁舎展望台に行きました。この日は朝から雨模様でしたがこの時間帯は嘘のように晴れて古墳群や堺の街並みがきれいに見渡せたそうです。カンタベリー校のみなさんに大変喜んでいただきました。

みんなが学校に帰り着いたらWelcoming Ceremonyです。両校の生徒が、堺とカンタベリー、それぞれの街の紹介をしました。この頃になると、もう言葉や文化の垣根は無いように感じました。

最後のプログラムはSchool Tour&Club Activity Observationです。ガイドボランティアを申し出てくれた1、2年生35人が校内を案内し部活動体験をしてもらいました。協力してくれたクラブは「書道部」「茶道部」「なぎなた部」「柔道部」「吹奏楽部」です。

別れを惜しみながら玄関前で記念撮影をし、校門までの通路に花道を作って送り出しました。連絡先を交換し合った生徒が多く、今回の交流がその場限りではなく長く続く財産になることを物語っていました。いつもより多くの写真を掲載しています。雰囲気が伝われば嬉しいです。

6月17日にソフィア堺で開催した学校説明会のアンケート結果を見ましたが、三国丘高校の魅力の一つとして海外交流を挙げてくださる方が思いのほか多かったので驚きました。中学生や保護者の皆様には、ただ国際交流の回数が多いだけではなくその内容も充実しているというところをおわかりいただければ嬉しいです。