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3年生(76期)担任団の思い 学年通信「煌き」から読み取れること

 3年生の学年通信のタイトルは「煌き」。近日中に発行予定の「煌き」第7号をいただきましたので、予告のつもりで概要をお伝えしたいと思います。3年生や保護者の皆様は発行されたらじっくり読んでみてください。以下、原文を引用しながらお伝えします。

「冬はすぐに来る」

 「冬はすぐに来る」と題した一文が最初に掲載されています。ここには、2年半生徒と向き合ってきた担任団の教員の思いが反映されていると感じました。一部抜粋してみます。

 ・・・夏休み前に「夏はすぐに終わる」と言いましたが「冬はすぐに来る」とも言っておきたいと思います。ここからが最大の辛い時、我慢する時がやってきます。辛い時期を乗り越えるために仲間がいるのです。みんなで同じ目標を共有しているからこそ支えあえるのです。

 受験は個人戦ではなく団体戦です。76期生の総力戦です。辛い時こそ皆で話して笑いあいましょう。一人でいると考え込んでしまい、ネガティブになりがちです。学校に来て、普段どおりの生活を心掛け、普段どおりに受験を迎えましょう。そして、何をするにしても「最後の」がつきまとう高校生活を存分に楽しむことも忘れないでください。

 何気ない一文に見えますが、ここには担任の先生方の思いが込められています。たくさんの卒業生を送り出し、この時期の生徒の状態(辛さや閉塞感)をよく知っている先生は俯瞰的に状況判断し、適切な声掛けや支援の方法を考えてくれます。はじめてこの時期の生徒の担任をする先生は、生徒に近い視点で生徒に寄り添うことに全力を注いでくれています。「冬はすぐに来る」けれど、三国丘高校の先生方はいつもそんな76期生のそばにいることを忘れないでください。

進路交流会

 76期生のそばにいてくれるのは担任団だけではありません。3年生のみなさんと同じ苦しさや辛さを味わってきた卒業生が、その経験を伝えに来てくれます。それが進路交流会です。10月25日(水)に予定されている進路交流会には、1つ上の74期生3名が来てくれます。いずれも今春希望の大学に合格した人たちです。大阪養育大学教育学部1回生、大阪大学工学部1回生、大阪大学文学部1回生の3人です。秋から冬にかけてのこの時期をどんな風に過ごせば良いのか、経験をもとにお話してくれます。この「進路交流会」に参加できることも三国丘高校に来るメリットの一つです。母校愛や後輩を大事に思う先輩たちの心が進路交流会という取組を支えています。

進路面談

 11月1日(水)と2日(木)の午後は進路面談のため授業はカットです。その案内の最後にこんな一文が付け加えられていました。「この日程以外でも、悩んでいることや聴いてほしいことがある場合には遠慮せずに先生に声を掛けてください」。 受験は教員も含めた団体戦です。遠慮なんて全く必要ありません。何でも相談してみてください。

 20日(金)、3年生は高校生活「最後の」校外学習(遠足)の日を迎えます。クラス毎に色んな方面に出かけます。この日にそれぞれいろんなお話しをして、自分は一人じゃないということを実感してきてください。76期生のみなさんが力を合わせて夢に近づくことを心から願っています!