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寄り添い伴走するのが相談室の役割...「相談室だより」第4号発行

 私は「がんばれ」という言葉を安易に使わないようにしています。それが良いことなのかどうかわかりません。「がんばれ」と言ってほしい生徒がいることも確かです。しかし、そんなこと言わなくても、生徒はみんながんばっていると思っています。がんばることはいつも正しいと思って生きてきた生徒は相当数いると思いますし、保護者や教員を含むまわりの大人も期待して、率直に「がんばれ」と応援してきたと思います。勿論私も期待しているし応援もしているのですが、望むところは具体的な結果の良し悪しではなく、本人が納得できるものであるかどうかが判断基準だと思っています。何気ない「がんばれ」という言葉にプレッシャーを感じる生徒がいるとすれば「がんばれ」とは違う言葉を使うべきなのかなぁと思っています。がんばり過ぎたら誰でもしんどくなります。そんな生徒を見つけた時は「がんばらなくてもいい時もあるんやで」と言ってあげたいと思っています。

 目標を達成する過程で悩む生徒はたくさんいますし、人間関係や家庭環境の変化、親子関係などに悩む生徒もいます。そんな時に相談できる体制を整えておくことは非常に大事なことだと考えます。本校では教育相談委員会を設け、各学年に相談係の先生を決めています。勿論、相談係以外の先生方に相談してくれてもOKです。教育相談委員会では「相談室だより」を定期的に発行しています。下にリンクを貼りつけているのはその第4号です。担当の先生からの心安らぐメッセージとともに、相談室開室予定日(スクールカウンセラーによる面談)や大阪府教育センターすこやか教育相談ホットラインの紹介もしています。

 本校生徒の保護者の皆様方は勿論、本校の取組を中学生やその保護者の皆様にも知っていただきたいと思い校長ブログで取り上げることとしました。是非ご覧ください。

2023年第4号 相談室だより.pdf