参加した生徒が語るGLHS国内合同研修〈福島県〉

 GLHSとは、グローバルリーダーズハイスクールのことで、三国丘高校を含む10校で構成されています。10校の内訳は、北野高校、茨木高校、豊中高校、四條畷高校、大手前高校、天王寺高校、高津高校、生野高校、三国丘高校、岸和田高校です。

 この10校の生徒から希望者を募り、12月25日から27日の3日間、福島県で合同研修を行いました。東京電力福島第一原子力発電所の見学や被災地のフィールドワークなど充実したプログラムの3日間は学びの多い時間だったようです。

 一昨日、本校から参加した3名の生徒が校長室に来てくれました。その時に、写真やコメントを提供してほしいとお願いしたら、送ってくれました。とても嬉しかったので、みなさんにもご覧いただければと思います。以下、参加生徒からもらった文章と写真です。

一枚目の写真はフィールドワークの最後に行った場所です。この場所は災害の危険性が大きいので、これから先ずっと人が住んではいけないと法律で決められている場所だそうです。ずっと何もない土地が広がっていて、もとの街の姿が想像もつかないくらいでした。

 ここで災害に遭われた方は原発の放射線の影響で避難しなければいけなくなったので行方不明者をしっかりとは探せなかったのだ、という語り部さんのお話が印象的でした。

次の写真は、上から、記念館として残っている学校、もうすぐ取り壊されてしまう消防団の屯所、図書館の前、です。3枚目の段差はもともとではなく、地震でできたものだそうです。

研修中は楽しいこともたくさんありました。最後の写真は、道の駅で食べた地魚ユッケ丼です。

 研修に参加した3人は、それぞれに多くのことを感じ、学んでくれたようです。このブログを読んでくださったみなさん(特に中学生やその保護者のみなさん)には、経験として学ぶ研修で得ることの大きさを感じてもらえればありがたいです。

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