• トップ
  • 2024年
  • 5月
  • 1年生はじめての学年集会 中間考査に向けての決意表明に大拍手!

1年生はじめての学年集会 中間考査に向けての決意表明に大拍手!

 1年生(79期生)は今日、入学後はじめてとなる学年集会を開きました。高校入学後はじめての定期考査となる1学期中間考査1週間前となる今日、考査を主担する学年教務係の先生と教科学習と深い関係を持つ学年進路指導係の先生、さらには学年主任から話がありました。

 学年教務の本田先生からは考査中の登校時間や今回から一部の科目で導入されるデジタル採点の話、考査前の放課後に行われる質問会(教科担当者が待機して生徒からの質問を受ける会)の話など具体的な連絡がありました。

 続いてマイクを持った学年進路指導係は中津先生です。具体的に数字を出して進学実績について説明した上で、高校受験と大学受験の根本的な違いについて説明してくれました。三国丘高校の授業は、多くの生徒が志望する難関国公立大学の二次試験を念頭に構成されたものであり、これを疎かにして希望進路を実現することはあり得ない...という話でした。塾や予備校を学校の授業を補完するものとして捉えるのであればまだしも、塾や予備校の授業をメインにしてしまったら希望進路実現は覚束ないとハッキリ言っていました。私もそのとおりだと思います。そのことは多くの卒業生が証明してくれています。さらには、学年独自の取組として開催する質問会(前述)にも触れ、友だちと複数で勉強し教え合うことが理解を促進する一番の方法だと話していました。質問会をたくさんの生徒が利用してくれることを心から願っています。

 最後の学年主任の話の中で私の印象に残ったのは、中間考査に向けた決意の話です。学年主任の辻本先生が「みんなの前で中間考査に向けた決意を述べる人はいませんか?」と問いかけたところ、1名の生徒が挙手をして立ち上がりました。決意表明の概略を言えば「考査前の限られた時間を有効活用してはじめての考査に備える」といった内容でした。堂々と大きな声で表明していたのが印象的でした。直後には大拍手が起き、三丘生らしいシーンだなぁと思いながら眺めました。「○○点とります」とか「1日○時間勉強します」とかいう結果(成果)ではなく「時間を有効活用する」という行動(努力目標)を決意表明にしたところあたりが私には嬉しかったです。行動があってこその結果ですので、根拠のない空約束より結果に繋がる努力目標の決意表明の方が余程意味があると思いました。決意どおりの努力を見せてくれたら嬉しいです。

 今年の1年生は、みんな明るくて反応が良いと多くの先生が言ってくれます。そんな1年生(79期生)が、将来に続く三国丘高校の文化を創ってくれるんだと思うとワクワクしてきます。試験は大変だけどみんなで乗り切ろうぜ!