正門前のクスノキの下に置いてあるプランターにレモンの花が咲いているのを見つけたのは今年の4月27日。同じプランターの中に小さな実を見つけたのは6月26日。その実が色づいていることに感動したのが12月5日。この日の校長ブログは、こんな言葉で締めくくっています。
「自分を信じて頑張ろう」みたいな言葉をよく聞きますが、こんなに難しいことはありません。「自分を信じて...」じゃなくて、自分と同じような先輩方をいっぱい見てきた先生方の言葉を信じて、今できる最大限の努力をしてみてください。自分で気づかないうちに、立派なレモンになっていますよ。
受験を控えた3年生をレモンになぞらえて表現したつもりですが、今朝、久しぶりに朝の校門に立って登校してくる三丘生に「おはようさん」と声を掛けていると、プランターの中に凄いものを見つけてしまいました。びっくりです。年内にこんなに熟すとは思ってもいませんでした。4月以降の変化を写真で辿ります。ご覧ください。
4月27日
6月26日
12月5日
そして...今日(12月23日)
色も形もレモンです。先にお示しした12月5日の校長ブログで私は、受験に挑む三丘生をレモンに喩えて、"自分自身の成長なんて自分ではよくわからないものなんです..."ということを「自分で気づかないうちに、立派なレモンになっていますよ。」という言葉で表現したつもりなんですが、なんと、こんなに早く熟したレモン(=成長した三丘生)を見ることができました。今日は朝からめちゃくちゃ嬉しいです!
レモンは何か特別なことをしたわけではありません。一生懸命生きただけです。毎日毎日葉っぱを広げて精一杯光合成をしていただけです。その結果が、こんなに素敵なレモンの実です。受験生のみなさん、不安に思うことは何もないですよ。あなたは成長しています。少し先の未来に、夢を叶えた自分がいることを信じて、今できる最大限の努力をしてみませんか。しんどいけど、今しか味わえないしんどさなんですから...。