今年も開催しました「スポーツリーダーズセミナー」。講師は、本校学校医で(医)貴島会 ダイナミックスポーツ研究所の 柳田 育久 先生、受講したのは1年生を中心とした運動系部活動の部員たちです。目的は、運動部活動における障害予防と安全な部活動運営です。写真に写っているのは、柳田先生が資料としてお示しになったレントゲン写真です。専門医にここまで詳しく解説してもらえる機会は、他の学校では考えられません。部員自らが計画を立て、障害予防も安全な部活動運営も生徒主体で行うのが部活動の本来の姿です。「スポーツリーダーズセミナー」は三国丘高校らしい取組だと思っています。「スポーツマンになろう!」柳田先生の母校愛もひしひしと伝わる、贅沢な時間でした。ありがとうございました。
柳田先生の講義の後は、同研究所に所属する 岡野 彩 先生のストレッチです。体のどの筋肉をストレッチしているのか意識しながらの実技指導が進みます。同じような動作でも、日頃、自分たちが部活動の中でやっているストレッチとは大きく違うことを実感したのではないでしょうか。ちゃんと学んだ上で目的の筋肉をしっかり伸ばすストレッチを続ければ、障害予防だけではなく、スキルアップにも繋がるんじゃないかと思いました。
中学生のみなさん、「三国丘高校は、勉強だけじゃなく、部活動も学校行事も探究活動も頑張る学校」だと何度もお伝えしてきましたが、何のバックアップもなく「さぁ頑張れ!」と言いっぱなしの学校ではありません。今回ご紹介した「スポーツリーダーズセミナー」のように、生徒の主体性を後押しする仕掛けがたくさんあります。そんなことも、入部率が高い(今年も100%を超えています)理由になっていると思います。