2月3日(火)・4日(水)は、三丘生にとって特別な日です。2年生が1年間をかけて探究し続けてきた成果の発表の場である「生徒研究発表会」が開催されました。1日めは全大会。体育館に集まった1年生、2年生の前で探究の成果のプレゼンテーションを披露します。
発表したのは三丘生ばかりではありません。本校が招待した2校(富田林高校、高津高校)も素晴らし発表をみせてくれました。この日(3日)発表した班(招待発表を含む)は次の5つです。発表してくれた順に班名とテーマをご紹介します。
SGH1班「SMAETY~若者が農業に触れ農家の後継者不足を解決~」
社会5班「泉北ニュータウンの現状と人口増加についての提案」
化学1班「だしと水の硬度」
招待発表・富田林高校「オレンジに含まれる蛍光物質で秘密ペンを作る」
招待発表・高津高校「放射線源を用いた放射線種識別検出器の開発」
写真をご覧ください。1枚目の写真の手前の方に映っているのは、他校の先生方です。この日は25名ほど来ていただきました。なんと、多くは私立高校の先生方です。GLHS10校が先頭に立って進めてきた探究学習ですが、ここへ来て私立高校の関心が高まっているのがよくわかります。
この日全体会を見学してくれた私立高校の先生方のうち数人が、私に声を掛けてくれました。三国丘高校のこれまでの取組や生徒を支える組織体制など、いろんな質問に答えていく中で、私からも一つ質問をさせていただきました。「私立高校がなぜ今探究活動に着目しているのですか?」
探究的学習の重要性や学力に及ぼす好影響など理由はいくつかありましたが、具体的なメリットとして感じているのは、大学の総合型選抜だと思いました。大学の総合型選抜というのは、学力だけで判断しない入試の形態です。少子化が進む中、国公私立を問わず増加するのではないかと推測されている形態です。これが増えた場合、探究活動の成果が合否を分けるひとつの判断材料になるのではないかと言われていることが、探究活動にスポットが当たる要因のひとつという訳です。
勿論、総合型選抜のために探究活動をするわけではありませんし、大学も、そんなことを求めている訳ではありません。他方、共通テストでも論理的思考が求められる問題が多くなるなど、これまでのように、答えのある問いにいかに正しい答えを出すかという能力だけを測る場面は少なくなっているように思います。そう考えると、これからの時代をリードする人に求められる能力を涵養する、或いは測定するひとつの方法が探究学習だと言えなくもありません。
少なくとも言えるのは、三国丘高校が10年以上前から取り組んできた探究学習が、今、私立高校を含む多くの学校から注目されているということです。



https://youtu.be/NYJUjDRCTCc?si=6Kiw5C4LmuYnOhtX プレゼンの様子(一部)
https://youtu.be/bvw1LWY-kAM?si=qBrnp_UJkSceqzpQ
https://youtu.be/dN7JoI4HMjU?si=xqb2W-gSF5gzmcj0
中学生のみなさん。みなさんからすれば、遠い先の話のように感じるかもしれませんが、三国丘高校に入学すれば、自分たちでテーマを探し出し、自分たちで研究手法を考え、出てきた結果を分析するという探究学習は、スタンダードな手法です。そんなことに少しでも興味が持てるなら、三国丘高校を進学先の候補に入れてみてください。