黄色いバッジは向日葵(ひまわり)の色。今朝の8時頃、堺東駅東改札口の前に立っていると、初夏の向日葵のように伸び盛りの81期生が、私の前をたくさん通りました。教科書に目を落としながら黙々と歩く姿もありましたし、ちょっとお疲れの様子の背中を見送ることもありました。ほんの10分ほどでしたが、先輩たちに交じって懸命に頑張る1年生の様子を窺うことができて、嬉しかったです。
81期の学年通信「向日葵」を読んでいたら、面白い一節を見つけました。『人は「やる気があるから行動する」のではなく、「行動を始めたら、やる気を出す生き物」です』...なるほど!。『まずは、机に向かい、ワークを開く時間を決めてください。気づいたときに2時間経っていれば君の勝ちです』
締めくくりに、こんな面白い言葉がありました。『未来への投資Let's積み立てMISA』NISAじゃなくてMISA? 不思議な言葉ですが、何かの略なのでしょう。私の予想では、Mは三国丘のMだと思うのですが...?
憧れの三丘生になり、クラブにも入部し、文化祭の話も具体的になってきたころです。やりたいことはいっぱいあるけど、周りを見たら、みんな自分より凄い人ばっかりのような気がするし、テストの成績は、今まで見たこともない席次だし...けど、仲間といると最高に楽しいし...
典型的な1年生を想像して代弁すると、そんな感じでしょうか...。しんどいけど楽しい、楽しいけど勉強に追われている。高校生活がこんなに疲れるとは思ってもみなかった。という声が聞こえてきそうです。
この時期の教員は、主に2つのことを考えています。激励と支援です。少しずつでも頑張れ!という激励と、しんどい時は一人で抱え込むな!という支援です。生徒に寄り添って背中を押したり、耳を傾けたりするのが学校のスタンスです。三国丘高校の教員は、そのことをちゃんと心得て、2つの顔を上手に使い分けています。保護者のみなさんは、不安だらけだと思いますが、思い切って任せてください。
その上で、保護者にしかできないことを徹底的にやり続けてほしいと思います。それは、体調管理です。食べることと寝ること...鬱陶しいと言われても、一歩も引かないでください。子どもは、学校でいろんなことを学んで、ヘトヘトになって帰ってきます。毎日コツコツ勉強しないとついていけなくなることもわかっています。しんど過ぎて頑張れない自分に対して誰より悔しい思いを持っているのは、他ならぬ本人です。だから、家でまで「勉強しぃや」という必要はありません。それより、キッチンから、お腹がグ~っと鳴るくらい良い匂いを立ててください。食事が終わったら、「今日もご苦労さん」と声をかけてあげてください。子どもは、もしかしたら、こんな情けない自分は誰も評価してくれるはずがない...と思っているかもしれません。そんな子どもに期待(懸念)どおりの言葉を投げてやる必要はないのです。「ごくろうさん」と言われて悪い気がする人間はいません。
明日のPTA総会には、例年を遥かに超える保護者のみなさんが来てくれると聞きました。進路講演会もありますので、かわいい我が子のために少しでも役に立つ情報を得たいと思って来てくださるのだと思います。情報は出力の仕方によって意味が違ってきます。どの情報をどのタイミングで子どもに伝えるのか...それとも伝えないのか...は保護者の腕の見せどころです。迷ったら抱え込まずに、担任に相談してみてください。「ごくろうさん」の次に何を言うかがポイントだと、私は思っています。
長々と書いてしまいました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。入学式で言ったように、私は三丘生みんなの保護者のつもりで毎日を過ごしています。一丁前の親気取りです。普通は遠慮しそうなこともズケズケと言いますが、許してください。