3年生の選択授業「社会福祉」の様子です。
視覚に障がいのある山下守(やましたまもる)さんが当事者講師としてガイドヘルパーの方と講演にいらっしゃいました。
講演に先立ち、生徒たちは山下さんに向けて、点字の手紙を作っていました。
その手紙を山下さんが1枚ずつ、手で触りながら読んでくださいました。
生徒たちも山下さんもとてもうれしそうで、教室中があたたかい雰囲気に包まれました。
山下さんの目の見えない生活にまつわるお話を、生徒たちは真剣に聴いていました。
その後は、2人ずつペアになり、ガイドヘルプの体験をしました。
1人はアイマスクをして、白杖をついて、視覚障がい者の立場になってみました。
もう1人はガイドヘルパー役です。
教室だけでなく、校内を実際に歩いてみました。
アイマスクをして歩くと、思ったよりも怖かったという意見や、ガイドヘルプをする時には、言葉がけがとても大切だという感想が聞かれました。
山下さんがおっしゃったように、ガイドヘルプでは、お互いの信用が大事だということに、生徒たちは気づくことができました。
ほんわかとした雰囲気の中で、たのしい交流ができました。
山下さん、ガイドヘルパーさん、どうもありがとうございました。