例年であれば、今週には終業式を行って、夏休みに入る学校がほとんどでしょう。今年は4月、5月に授業が実施できなかったために、8月の上旬(6日)まで1学期の授業があります。まだ、梅雨明けしないようですが、昨日今日と気温が上昇しています。この暑い時期に授業が続くのは私の長い教員生活でも初めてです。みなさんも熱中症に気をつけてください。
こうなってくると、以前にも述べましたが、ふさわしいタイミングでマスクの着脱を行うことが必要です。メディアなどでも、自分はちゃんとマスクエチケットを守っているのに守っていない人がいる、という声をよく聞きますが、まずは他人がどうであれ、自分自身がしっかりとエチケットを守り続けることが大切です。(今、その場でマスクをしていない人は、息苦しさを覚えていて、しばらくの間はずしているだけかもしれません。暑い時期にはそういうケースが増えてくると思います。)
4連休の間、大阪地域では今のところ全体に対する特別な自粛要請は出ていません。人の移動が盛んになるのは確実でしょう。目新しい施策を打ち出されると、何か対処がされているような気になりますが、実態に即していないと実効性がありませんし、朝令暮改状態になって、「迷走」呼ばわりされることになってしまいがちです。
この「もの」が豊富になった時代に、地道な努力の大切さを説くとお説教めいてしまい、辛気臭く思われるせいでか、正面切ってそれを言う人は少なくなっています。しかし、粘り強く、地道に課題に取り組むことの大切さはどんな時代でも変わることはありません。人生をエンジョイするためにはそれに見合うだけの、コツコツした努力が要るのです。手指の洗浄と消毒、うがい、マスクの使用、換気など。外に出て、人と接する機会のある場合には、面倒くさがらずにそれらを実行しようと私も思います。