お読みいただいている方々、明けまして、おめでとうございます。本年も堺西高校の教育活動にご理解とご協力をいただきますように、よろしくお願い申し上げます。西高生のみなさん、いい年になるようにがんばりましょう。
本日は3学期の始業式を放送で行いました。年末年始が充実していたかなどを問いかけるとともに、自他の人権などを尊重することの大切さを改めて伝えました。自他を大切にするに当たっては、感情をコントロールすることが大切になります。感情を上手にコントロールすることの必要性をメジャーリーガーのメンタルトレーニングの第一人者の言葉を引きながら説いた次第です。すばらしい資質を持った選手がそろっている中でも、特に一流になっていく選手の特徴として感情コントロール能力の高さがあげられています。感情に溺れて、振り回されてしまい、我を忘れてしまえば、良いパフォーマンスは望めないでしょう。それは生徒たちが学校生活をはじめとする日常生活を送るうえでも同じはずです。校長講話に続いて、保健福祉部長から主に現時点でのコロナ感染症対策の仕方、生活指導部長から学校生活全般に関する心構えなどについて話をしました。2限目からは授業を行っています。
さて、関東圏を中心に感染症の陽性者数が増えています。本来であれば、年始はできるだけ明るくめでたいニュースを流すテレビが、気の滅入るような内容を伝え続けなければならない状態でした。ワクチン、治療薬の普及がまだの現時点での決定的な打開策はないので、完全な袋小路に入る前に、ここから少しずつでも状況が改善されるのを望むばかりです。(大学入試でも各大学個別入試については共通テストのみでの判定もありうる云々という報道が今日の朝刊に載っていましたが、このタイミングで受験生の心を乱すような記事の掲載に驚いています。たしかに特定の大学からは早い時点での表明がありましたが、共通テスト直前にそれのみで判定されるように変わるかもしれないという漠然とした内容の報道は受験生に大きな動揺を与えるのではないでしょうか。それでなくても、今年の高校三年生はつらい状況を経験してきているのですから、ここから受験の生徒には落ち着いてがんばってほしいと願うばかりです。)