近畿も梅雨が明けて、夏の晴天が広がる季節を迎えています。本校の内外の樹々からは朝からクマゼミの鳴き声がしゃんしゃんと響いています。そのぶん、35℃を超える暑さに対する対策が必要になってきました。昨年から屋内で過ごす時間が長くなっているのですが、そのためにいざ暑い時期に屋外で行動する時には気をつけなければならないでしょう。西高生のみなさんもコロナ対策に加えて、熱中症対策もしっかりとしながら今夏を乗りきってほしいと思います。そして、ぜひとも、現況下でも可能な範囲で向上心をもって様々なことにチャレンジしてください。
本日、大清掃のあと、1学期の終業式を行いました。上にも述べたように、コロナ対策と暑さ対策をする必要があるので、WEBオンライン形式で実施しました。従来はこういう状況の時は音声放送のみで式をしていたのですが、今回はオンラインですることになりました。本校ではすでに生徒会役員選挙演説会や西高祭に向けてのブロック集会などをオンラインで行っています。基本的には実際に対面で一堂に会して区切りとなる式典を行うことが大切だと私は考えています。一つのコミュニティの一員であるという意識はそういう場の雰囲気や空気感のなかで養われていくからです。個の基盤は集団への確固たる帰属意識によるところが大きいのは社会的存在である人間の根本です。しかし、それが不可能な状況であれば、臨機応変に便利な新しい技術を使って、その特質を生かしての、できるだけ充実した式をするようにすればよいと思います。
私の講話の後、伝達表彰(みんな諸方面でがんばっているので40名をこえました!)、保健福祉部・生活指導部の分掌長からの連絡を行いました。保健福祉部長からはコロナ対策や夏休みの健康管理について、生活指導部長からは1学期の規範意識の振り返りや夏休み中の生活態度のあり方について、それぞれ話をしました。
校内では、実行委員を中心にして、すでに2学期の文化の部と体育の部に向けての動きも活発になってきています。