12 令和4年度第1回SN勉強会(堺西教員授業研修)

 今日もとても暑くなっています。これほど早く梅雨が終わるのは最近では記憶がありません。水不足になるのではと心配になりますし、最近ずっと言われている電力不足も気になります。大阪のコロナ感染数がここのところ、増加に転じているのもとても心配ですが、熱中症のことを考慮するとマスクの着脱については必須な時以外には付けないようにしていく必要があります。若者たちがマスクを付けていない顔を見せるのが恥ずかしくなり始めている云々という報道も見かけますが、本校の生徒の皆さんには自分の身体を守るためにきちんとメリハリをつけて着脱を実行してほしいと思います。

 さて、さる6月23日(木)の放課後に今年度のSN勉強会の第1回を開催しました。SN勉強会は今年で3年目になりますが、一昨年度のめざすべき授業像、昨年度の観点別学習状況評価につづいて、今年度はICTの効果的な活用についての教員研修を行いました。まず基礎知識編としてそもそもクロムブックとウインドウズはどう違うのか、生徒たちが持っているスマホのアイフォンとアンドロイドはどういう特質を持っているのか、グーグルのワークスペースとは何なのか、校内で利用できるパソコンとネット環境の状況はどうなっているのか、という基本的な点について確認しました。こういう根本的なところの理解がおぼつかないために教育活動におけるICT活用に二の足を踏むケースが想定されたからです。

 その後、応用編としてグーグルフォームを用いての健康観察についての実施報告、クイズアプリを使った英語授業例についての紹介がされました。実際に活用してみての使い勝手や生徒の様子などが説明され、最後には参加した我々もアプリを使ってのクイズをしてみました。瞬時で表示された英語を読み取ることになるので、うまく用いるとアクティブラーニングの視点からの授業でも絶大な効果を発揮すると思います。

 可能であれば年度内にあと2回はSN勉強会を実施したいと考えています。学校現場における教師の学びと生徒の学びは相似形だと京都大学の教育学の先生方も述べていらっしゃいます。個々の技術向上もさることながら、学びに向かう心の姿勢という点においては教員は常に生徒の範たるべきだと私は考えています。教師の学びに向かうベクトルの勢いに生徒が引っ張られて、主体的に学習に向かう態度が育成されていく側面も大きいと思います。

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