本日、教職員研修を実施しました。
本校では毎年、「現状の課題解決に向けた対策」や「新たな教育課題への方策」、
さらに、組織力や個人スキルのブラッシュアップなどを目的として、
年4~5回、カテゴリー別の教職員研修を実施しています。
今回のテーマは、「進路」、
リクルートの方から講師にお越しいただき、今年度から本校で取り入れている
教育コンテンツ「スタディーサプリ」の有効的な活用方法について、
本校のこれまでの活用実績と課題をもとに先進校の実践事例などを紹介しながら、
わかりやすく説明をしていただきました。
また、説明だけではなく研修講師のデモンストレーションをもとに、
各先生方がパソコンを用いながら実際に操作するなど、
研修はとても有意義なものでした。
平成28年、科学技術基本計画のなかで、これからの社会「ソサエティー5.0」が提唱されました。
今まで人類が歩んできた
狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)
情報社会(Society 4.0) の次に訪れる新しい社会です。
ソサエティー5.0ではインターネットがさらに進み、その情報量は飛躍的に増加、人の能力では追いつかなくなるほどになると言われています。
そして、それを処理するための人工知能の活用が進む中、人はその莫大な情報をどう理解し、活用していくかが大切になってきます。つまり、これからの社会を生きていくためには、情報活用能力がとても重要な資質・能力になることは間違いありません。
そして、教育においても先端技術と融合しながら、より精度を高めた効率的な学習の支援や進度や能力・関心に応じた個別最適学習など、従来の一斉対面授業では難しかったことが、可能になってきています。もちろん、一斉授業のメリットもたくさんあるため、今後、当面はハイブリッド型の教育の推進が課題であるように思えます。
そういった意味では、本日の研修はとても有意義なものであったと思います。
世の中が変化する速度が昔とは比べ物にならないほど速くなり、古いことが通用しなくなるまでの時間が短くなりました。常に新しいことを学ぶ姿勢が求められています。
これからも、学び続ける姿勢を忘れず、新しいことに挑戦できればと思います。