本日から、3週間の日程で教育実習が始まりました。
今年は、8名の実習生が実習に臨みます。全て、本校の卒業生です。
本来であれば、もっと早い時期に実習をおこなうのですが、今年は新型コロナ感染症の影響で、臨時休業がおこなわれていたこともあり、この時期になってしまいました。
すでに、先週の金曜日にオリエンテーションを実施し、実習の心構えやルールなど様々な観点からの指導がありましたが、実習生たちは、それぞれ緊張した面持ちで臨んでいました。
多様化する生徒・保護者のニーズへの対応、
飛躍的に進む情報化やグローバル化など社会の変化に対応しなければならない困難さ、
さらに教員の多忙化など...
教育のネガティヴな面が情報発信される影響もあり、教職をめざす学生は、年々減少傾向にあります。
その意味では、今後も働き方改革を推進し、先生方が余裕をもって仕事に打ち込める環境を創出していくことは本当に大切な視点であると思います。
同時に、今、教職に就いている私たちが、
人を育てる「教育」という職業に夢を持ち、そしてやりがいを感じ、
その素晴らしさ、やりがい、楽しさなどを発信していくことが必要なのかも知れません。
実習生の皆さんには、ぜひこの3週間で、いろいろなことを経験し、
さらに、教育という仕事への夢を広げて欲しいと思います。
1日1日を大切に、頑張ってください!