本校では、今年度より1・2年生の「朝学」の時間において、読解力の育成を推進します。
読解力とは、「文章を読んでその内容を理解する力」のことですが、
もっと言えば、「文章を単に理解できるだけでなく、その内容を読み取り、自分の頭で考えて生活に利用できる能力」です。
スマホやパソコンを活用した「文字による会話」が増えてくる社会の中において、
読解力の乏しい子どもたちが増えており、
教科の学習をする以前の基本的な資質能力として、読解力の育成が課題とされています。
具体的に言えば、教科の学習をする時に専門的な知識の学びに入る以前に、
教科書に書いてある内容を読み解くことができないと、効率が下がってしまいます。
まずは、教員も生徒も「なぜ読解力の育成が大切なのか」を知ることが必要なので、
本日、独自の読解力育成システム「論理エンジン」を開発し、著名な出口汪先生を講師にお招きし、
1・2年生ごとに、およそ50分間の講演会を実施しました。
今後、朝の10分間を活用しながら、読解力を育成していきます。
また、定期的に「リーディング スキル テスト」を実施し、到達度も測ります。
生徒たちには、将来、様々な社会で活躍していくための基本的な力をしっかりとつけて欲しいと思います。
出口先生、お忙しい中のご講演
ありがとうございました。
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