本日(10/31)の5限目に、2年生の「人権講演会」を行いました。
テーマは「LGBTQの現状と未来」
講師に、セクシャルマイノリティー当事者の中尾勇守さんをお招きし、
ご自身の体験を基に、社会の現状、抱える課題、私たちの在り方など、
わかり易くお話をしていただきました。
パートナーシップ制度などの法整備、
だれでもトイレの設置、
各種用紙の性別欄の削除など
マイノリティーの方に対する社会の受け入れは、徐々に進みつつあります。
しかし、決して特別視が全くなくなったわけではありません。
未だに、性に対する悩みで苦しんでいる人も多く、
自ら命を絶つと言う悲しい出来事も起こっています。
性に関する悩みを持っている生徒が前向きに生きる力をもらい、
全ての生徒が、多様性を認め合う大切さを再認識する。
貴重な時間になったと思います。
「女」から「男」になったのではなく「自分」になった感じ
「自分らしく」生きた結果、みんなから見て「男」に見えただけ
「違い」があるからいじめるではなく、「違い」は楽しむもの
正解はない まずは一緒に考えよう
彼が話してくれた一つひとつの言葉
改めて大切なことを実感しました。
中尾さん、貴重な時間をありがとうございました。