第2回 授業充実研修

 第2回授業充実研修を実施しました。本年度は、ユニバーサルデザインに基づく授業づくりとして、「視覚化」、「構造化」、「協働化」をテーマに授業充実をはかってきました。今回の研修では、「視覚化」として「ICT機器の活用」、「協働化」として「アクティブラーニング」をテーマに研修を実施しました。社会科の先生からICT機器による資料提示の模擬授業を行って頂きました。生徒たちの興味、関心を高めて学びを深める工夫をされていることが大変参考になりました。次に数学科の先生から、「東京大学 大学発教育支援コンソーシアム推進機構」が提唱されている「知識構成型ジグゾー法」による模擬授業でした。「反復試行」の問題に対して、3つの資料を読み込んだ3名がグループを作り、話し合いながら解答を作る協調学習を行いました。難しい問題でしたが、先生方は熱心に対話を通して解答を作っていきました。対話を通して自分の学びを深めることの大切さを実感することができました。最後に、大阪府教育センターの主任指導主事の方から、指導・助言を頂戴しました。アウトプットによって学びは深まること、アクティブラーニングにおいてねらいや振り返りを大切にすること、観点別評価と指導と評価の一体化などをお伺いすることができました。今回の研修をいかして、学校全体として授業充実の取り組みを一層進めていきたいと考えています。

P1330854.JPGP1330882.JPGP1330900.JPG

P1330919.JPG