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バリアフリー講演会 シッティングバレー日本代表 嵯峨根 望さん の講演

 本日、2年生の「バリアフリー講演会」がありました。シッティングバレー日本代表の嵯峨根 望さん のお話しをお伺いしました。嵯峨根さんは、大学4回生の時に本校で教育実習をされたご縁もあり、今回ご講演をお願いすることとなりました。生まれつきの骨形成不全で両足に義足をつけて生活をされています。嵯峨根さんが、30年生きてこられた中での様々なシーンを語ってくださいました。小学校の頃は、「人と違う姿は受け入れられない」という思いでおられたそうです。中2のとき、親友の家に泊まって「義足とっていい?」そう聞いたとき「やっと見せてくれるんや」という言葉が返ってきたそうです。なぜ義足になったのかなど初めて親友に話をされたそうです。自分のありのままを受け入れることができた出来事だったそうです。生徒たちには、「イヤなことや恥ずかしいことは隠してもいいよ。でもいつか隠さなくていいんや、ありのままの自分でいいんやと思える日がくる」と語っておられました。そして、これから苦しいことや辛いこともあるかもしれないけど、楽しいことや嬉しいことも沢山あると思うので前向きに生きていってほしいと話されました。生徒たちにとって、自分のことと重ね合わせながら考える貴重な時間になったことと思います。嵯峨根さんには、大変お世話になりありがとうございました。

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